高校生によるキューブサット開発

開発中のミッション

2021年9月10日に佐賀県立宇宙科学館にて実施されたミッションコンテストを経て
実際に人工衛星に搭載される3つのミッションが決定されました。

令和4年3月中に試験用モデル(EM)の完成を目指して現在開発中です。

開発中のミッション

衛星搭載ミッション-1

「サイコロ宇宙航記」
 開発:唐津東高等学校、北陵高等学校

衛星搭載ミッション-2

「赤外線を使った
 地球の気候の調査」
 開発:武雄高等学校、有田工業高等学校

衛星搭載ミッション-3

「宇宙の音の集音」
 開発:早稲田佐賀高等学校

ミッション内容

ミッション名 内容
 サイコロ宇宙航記 キューブサットの左右のパネルにそれぞれ1台ずつ、360°撮影することが可能なカメラを設置します。
この2台のカメラで撮影した2枚の写真を合成することで、720°の画像を得ることができます。
この全天周映像を通して、子どもたちを宇宙空間へ招待します。
 赤外線を使った地球の気候の調査 赤外線カメラを使って、宇宙から地球上の雲の量や分布を測定します。
SDG13「気候変動とその影響に対処するために緊急に行動を起こす」を意識し、土地が低く洪水や水害が起こりやすい地域の空を監視して独自の予測を行い、早急に対策を講じることが使命として活用します。
 宇宙の音の集音 このミッションでは、宇宙空間でγ線を測定します。測定したデータを音で表現し、地上での測定データと比較することで、子どもたちは地上と宇宙での放射線の状態の違いを理解することができます。