佐賀県立宇宙科学館

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 ★ 2012年5月21日 日食 ★




●2012年5月21日の日食情報プリント

カラー版→(pdfファイル・326KB)
白黒版→(pdfファイル・326KB)
(PDFファイル・ダウンロードしてご自由に配布していただけます)
※教育目的の利用に限ります。プリントの内容・画像等を改編しての利用は著作権の関係上できません。





●日食が起こる!!

 日食は、太陽の手前を月が横切り、太陽が月に隠される天文現象です。
2012年5月21日(月)の朝、日本全国で日食が見られます。
九州南部〜四国〜近畿〜中部〜関東地方の広い範囲では金環日食が見られ、 佐賀県では太陽が大きく欠ける部分日食となります。

金環日食は、太陽と月がちょうど重なりますが、月のみかけのサイズが少し小さいために、 月が太陽を隠しきれず、太陽が細いリング状となって残る日食です。
まず、太陽が大きく欠ける部分食が進んで、月と太陽が重なると、太陽が細いリング状にみえます。
その後、だんだんともとの太陽に戻っていきます。

日本の陸地でみられる金環日食としては、1987年(沖縄)以来となります。

●佐賀県武雄市での予報
【2012年5月21日の部分日食】

<国立天文台暦計算室 日食予報のページより>

時刻   太陽高度  食の様子
6時15分  11.0度  食のはじめ
7時24分  25.1度  食の最大(食分0.917)
8時45分  41.8度  食の終わり

※食分は、日食の欠ける深さのことです。
太陽直径を1としたときに、月がどれだけ太陽直径に入り込むかを表しています。


5月21日、佐賀県武雄市での日の出は午前5時16分です。
日の出の約1時間後、太陽の北西側からだんだんと欠け始めます。
最も大きく欠けるのが、午前7時24分ごろです。
その後、だんだんともとの太陽に戻っていきます。

日食は、地域によって食の進み方や時刻が違ってみえます。
お住まいの地域でどのように食が進むかを正確に知りたい方は、国立天文台暦計算室日食予報のページで調べてください。

●日食観察は安全第一で

太陽の光はとても強く、直接、目でみるとたいへん危険です。
日食(太陽)を観察するときは、太陽光を十分に弱める必要があります。 必ず、専用の遮光板や日食メガネを使いましょう。

最悪の場合、視界の一部を失ったり、失明することもありますので十分気をつけましょう。
また、子どもだけでの観察はさけて、大人の人と一緒に観察しましょう。

×使ってはいけないもの
(まぶしくなくても使わない!)

×黒い下じき
×サングラス
×黒いススをつけたガラス
×写真撮影用NDフィルター
×感光させたカラーフィルムのネガ
(一部のモノクロのネガは可能な場合もある)

さらに、日食メガネなどと望遠鏡、双眼鏡を組み合わせて使ってはいけません。 日食メガネは肉眼で太陽を見るための道具です。





●日食の安全な観察方法

太陽が欠けている様子をみるには、次のような方法があります。

○専用の日食メガネを使う。(おとなと一緒につかいましょう)
→穴や傷などがないか、確認しましょう。
→3分以上は見続けないで、目を休めながら使いましょう。

○ピンホールを通った太陽の形をみる。
→小さな穴を通った太陽の光は、日食のときには欠けてみえます(左写真上)。

○木もれ日をみる。
→日食のときは、木もれ日のかたちがいつもと違っています。

○太陽の光を鏡で反射させて、かべなどにうつしてみる。(左写真下)
→鏡の大きさは、5cm×5cmくらいがおすすめ。6mくらい離れたかべにうつしてみましょう。
→ハート型の鏡でも、離れた壁には光源の形(普段の太陽では丸になる)がうつります。
 日食のときには欠けた太陽の形をみることができます。


日食の前に、試しておくとよいでしょう。

●よくある質問?

Q:金環日食と皆既日食の見え方の違いはなぜおこるのですか?



宇宙空間で、太陽、月、地球の順に一直線に並ぶとき、太陽に照らされてできた月の影が地球におちます。
地球からは、太陽が月に隠されるようにみえます。太陽の一部分が月に隠されることを部分日食といい、
太陽がすべて月に隠されることを皆既日食といいます。
金環日食では、太陽が月より大きく見えるために、月の周りから太陽の一部がはみだしてみえます。

月は地球の周りを楕円軌道でまわっており、地球からは大きく見えたり小さく見えたりと、
見かけの大きさが少し変化しています。
月が地球から遠く、見かけのサイズが小さいときには金環日食となるのです。


Q:次回の日食はいつ見られますか?

今後、佐賀県で見られる日食は次のとおりです。

2016年 3月 9日 部分食 食の最大10:45 (食分0.21)
2019年 1月 6日 部分食 食の最大09:47 (食分0.31)
2019年12月26日 部分食 食の最大15:25 (食分0.35)
2020年 6月21日 部分食 食の最大17:09 (食分0.63)
2030年 6月 1日 部分食 食の最大17:08 (食分0.65)
2035年 9月 2日 部分食 食の最大09:50 (食分0.82)

今後しばらくは食分の小さな日食が続きます。
今回ほど太陽が大きく欠ける日食はとても珍しいことが分かります。


Q:日本全体で、皆既日食や金環日食はどれくらいの頻度でみられるのですか?

過去、未来の日食は次の通りです。

1963年7月21日 皆既食 北海道東部など
1987年9月23日 金環食 沖縄本島など
2009年7月22日 皆既食 トカラ列島、屋久島、種子島・奄美大島の一部など
2012年5月21日 金環食 トカラ列島、屋久島、種子島、
           九州・四国近畿・中部・東北の一部、関東など
2030年6月 1日 金環食 北海道の大部分など
2035年9月 2日 皆既食 中部・関東の一部など
     
次にみられる金環食は、2030年で北海道でみられます。
注目は2035年の皆既食です。


Q:ホームページの画像を使わせてください。

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